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【2月1日】アメリカザリガニついて

殿山のこの小さな池は、昔は、ドジョウ、複数種のヤゴ、複数種のカエル、イモリ、サワガニ、ホタル、川エビ、水生昆虫など、多彩な生き物が生活していました。

しかし、最近調べた結果、カエル数種、ヤゴ2種だけ。あとは莫大な数の外来種のザリガニだけの池になってしまいました。


実は、このザリガニ問題、殿山だけの問題でなく、日本全国の池や湿地帯で問題になっています。

「アメリカザリガニが入り込んだ場所では、いきものが存在できなくなる」

これが今では常識なっています。

そのため、すでにニュースなどをご覧になってご存じの方も多いと思いますが、この外来種のザリガニ(アメリカザリガニ)を法的に規制しようという流れで、国も動いています。


ザリガニ自体には、全く罪はありません。

この殿山の池にもかつてはザリガニはいませんでした。

しかし、人間がここに持ち込み、そして、この狭い空間でパン屑を投げ込むなどの行為をして、さらに増殖させ、環境を悪化させてきたのです。





我々は、この状況をどうにかすべく、現在ザリガニのコントロール、環境の整備、また何よりも、この殿山という環境の魅力を伝えていく活動をしています。


池でとったザリガニは、ぜひおうちにも誓ってもらい、そのザリガニが天寿を全うするまで飼ってみてください。




飼育環境で観察するザリガニは、とても魅力的な生き物です!

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